2020年 04月 01日
街の本屋さん閉店
昨日、長年街の本屋さんとしてみんなに愛された玉泉堂書店が閉店しました。
なんと90年という歴史にピリオドです。
私が生まれた時からこの街にあり、特に私にとっては通学路に唯一存在する「お店」でした。
当時書店の隣に小さなお米屋さんがあり、そこにはあの懐かしい「プラッシー」の自動販売機がありました。
知ってる人はかなりのお年?!
夏になると暑くてほんとは学校帰りに買ってはいけないことになっているこのプラッシーを先生に見つからないように買って飲み、本屋に立ち寄るのが楽しみでした!
昨日伺ったら街の人たちがたくさんお別れにきていました。
デジタル化の進む書籍の世界。
「昔は本って紙でできてたんだねー」なんていう時代がいつかやってくるのでしょうか。
久しぶりに木でできた玉泉堂のガラスの引き戸を開けたら、あの本屋さん独特の昔と変わらない紙のいい匂いがしました。
長い間、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
by nakai_otf
| 2020-04-01 09:28