2019年 04月 22日
安心感
母校の同期会があり、ひょんなことから「詩」を朗読しました。
坂村真民の「二度とない人生だから」です。
コラボしてくださったのは世界的に活躍する同級生の作曲家の平井京子さんです。
この詩にはベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章を彼女が選んでくださいました。
坂村真民は熊本の詩人で素朴でありながら、人間の本質に触れる表現豊かな詩をたくさん読んでいます。
還暦を過ぎ同級生も五人が先に天国へ旅立った私たち。でも二度とない人生を生きている私たちです。
平井さんのピアノとはたった一回のリハで本番でしたが、なんとも言えない安心感に包まれ朗読しました。高校卒業後、別々の道を歩いてきましたがこんな風にご一緒する機会を得る
となぜかお互い安心してそれぞれのパートを務めることができる。なんだか不思議で幸せな瞬間でした。同級生っていいなぁー!
平井さん、ありがとうございました!
by nakai_otf
| 2019-04-22 22:29