2018年 08月 25日
審査終了
暑い夏がまだ続いています。
少しだけ風が変わったかなと思うものの、あ、錯覚かもなんて思うほどまだ暑いですね。
さて、毎夏八月は童話賞の審査に加わっています。
2007年から審査員に加わりはや10年を過ぎました。当時はJOMO童話賞。現在はJXTG童話賞です。「一般の部」「中学生の部」「小学生の部」、どれも「心のふれあい」をテーマにした童話を募集し最優秀作品以下各賞を決める審査です。
西本鶏介先生、立原えりか先生、角野栄子先生、宮西達也先生、薫久美子先生といったメンバーが審査員です。
とにかく一万を超える作品から、一次選考を経てこの審査になるのですが、八月前半はこの10数年たくさんの童話に触れるというわけです。
さて、今年審査はちょっと難航しましたが、ようやく受賞作品が決まりました。
私はこの作品を11月に行われる表彰式で朗読するので、審査が終わってからがまた一仕事。でも小学生、中学生、一般とそれぞれの年齢が反映した作品の朗読はなかなか面白いものです。
西本鶏介先生から審査が終わり一言。
「20代、30代の若い人たちからの応募が少ないのが残念」とのこと。
若い人たち、童話を書いてみませんか?
この日、角野栄子先生のだーいすきな「いろはにほほほ」にサインを書いていただきました。
絵本にサインをいただく時はかならず「きえちゃんへ」と書いていただいています。いつまでも子供の気持ちで読みたいから!
この本めちゃめちゃ可愛くて面白いですよ。絵も角野先生が描かれていて、言葉の語呂合わせがなんとも軽妙。愉快な一冊です。
by nakai_otf
| 2018-08-25 08:25