九州ツアー そして

朗読劇「あん」をひっさげて、福岡の福津市から大分市を旅してきました。先月「あん」を北海道でやり、そして今月は九州です。
今回の公演で嬉しかったのは、福岡の福津市で上演したときのこと。いただいた拍手の中から「ブラボーー」の声が聞こえたことでした。
芝居と違い言葉だけで紡ぐ世界は、静かにみなさんに届くもの。あたたかい拍手はいただいても「ブラボー」のお声をいただいたことはありませんでした。いやー、嬉しかったです。
ドリアンさんが長い構想期間を経てようやく出版にたどりついた小説「あん」。その小説があっという間に映画化され数々の賞を受賞し、本も世界十数カ国でそれぞれの言語に翻訳されて出版されています。そんな中、私たちの活動はコツコツと、時には中学校の全校生徒に向けた公演も行いながら、全国を行脚中。
年明け1月28日には、過去二年続けて行ってきた早稲田大学大隈講堂で「あんとあん」を上演します。この日は映画「あん」と朗読劇「あん」そしてシンポジウム、写真展全て同時開催。この公演でドリアンさんと私の母校早稲田大学大隈講堂での公演はラストとなります。
大切に育てている「あん」に是非会いに来てくださいね。

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嵐のコマーシャルで有名になった福岡県福津市の宮地獄神社⛩
鳥居からまっすぐな道は海へと続いています。
ここにて公演の無事を祈願しました。


# by nakai_otf | 2017-11-29 23:04

久々のライブハウスで

渋谷のUNIQLOのあるビルの5階にeplusリビングルーム カフェ&ダイニングというステキなライブハウスがあります。
ライブハウスというよりその名の通りゆったりとしたリビングにステージがあるという感じです。本棚などもありまさにどこかのおうちのリビングのようなライブハウス。
お酒を飲みながら、お食事しながら大人たちが「絵本」に耳を傾ける時間を作れたら。こんな思いで7日夜に「ピアノ調律師」と「くるみ割り人形」の二作品をピアニスト石塚まみさんと上演します。
まみちゃんは歌手の渡辺真知子さんのバックをつとめているピアニストで、小さな身体のどこにこんなパワーがあるの?と思うようなとてもダイナミックな演奏をする素敵なピアニスト。
この日の二作品のために曲も書いてくれました。
「ピアノ調律師」(現代企画室 コブスタイン作)はまみさんの大好きな絵本の一つ。今回が初披露となります。ピアノ調律師のおじいちゃんと孫の女の子デビーの物語です。
「くるみ割り人形」(ブロンズ新社 中井貴恵抄訳)は、いせひでこさんに絵を描いていただき私が抄訳を担当した絵本です。
チャイコフスキーの音楽も存分に楽しんでいただけます。
圧巻は石塚まみの「花のワルツ」。ご期待あれ!
みなさん遊びに来てくださいね。

*チケットはe+(イープラス)特設ページからご注文になれます!


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# by nakai_otf | 2017-11-23 12:01

二歳になりました

昨日11月9日、我が家のおもちが落ち着きないまま二歳になりました。
はい。落ち着きありません.....。ビビリもそのままですぅ。
大好きなのは人と犬。お母さんのベッドで寝ること。そして最近のお気に入りはIKEAのシロクマです。
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先住犬のジャスミンが逝ってそろそろ一年。早いです。
血縁はないのに「ジャスミンに似てきたねー」と言われるのは不思議ですが、身体も大きくなり、存在自体がジャスミンに似てきたのかもしれません。
この日読み聞かせに行った小学校で一年生からいただいたレイを首につけてお祝い!
本人は格闘していましたが。

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なんとかカメラを見て、パチリ。
おもち、二歳おめでとう!
だんだん立派な家族の一員になってきたね。
楽しい二歳になりますように!

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# by nakai_otf | 2017-11-10 17:55

雨の円覚寺ー最後の音語り

昨日、おとといと円覚寺での音語り「麦秋」無事終了いたしました。
雨続きの毎日でしたが、金曜日は少し天気も回復しました。昨日土曜日は結局雨はやまず、降りしきる雨の中、それでもたくさんの方に来ていただき本当に感激でした。
4年ぶりの新作「麦秋」お楽しみいただけましたでしょうか。
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昨年の円覚寺の公演で山内静夫さんが「もう一本やり残している作品がある」とおっしゃったのがきっかけで生まれたこの作品。ご本人曰く「口をすべらした」のだそうですが、「麦秋」は一番好きな小津映画なんだそうです。
85才から一緒にこの音語りのお仕事をしていただいて92才の現在。台本の構成をしてくださり、ナレーション原稿を書き、我々の質問や指摘に的確に答えをくださる山内さん、ほんと尊敬です。
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「言葉」だけで映画を語ってみると映画を見たときには感じることができなかったものがたくさん感じられたり新しいものが見えてくることがありました。この「麦秋」では、紀子が結婚を決意した裏側には戦死した兄省二の存在がとても大きかったことがわかったり、紀子と義理の姉史子が由比ヶ浜の海岸で語るシーンは映画で見たときよりもずっとずっと大好きなシーンになったり。「麦秋」も大好きな作品となりました。

さて、8年にわたり毎年秋に公演をさせていただいてきた円覚寺・方丈ですが、今年の公演で最後となります。
小津監督のお墓があり、ここには私の父も眠り、そこに昨年私の母も眠り・・・本当にこんな場所で小津映画の語りができることなんていうことはめったにありません。
今までたくさんの人たちに守られてきましたが、きっとみんなが黄泉国から私に「そろそろ独り立ちしなさい」と言っているのでしょう。円覚寺・方丈での公演は最後になりますが、また監督ゆかりの鎌倉のどこかで公演を続けて行きたいと思っています。
小津監督と山内さんからいただいた6つの作品、素敵な宝物をこれからも大切に育てていきます。
円覚寺での公演を楽しみにしてくださった皆様、そして円覚寺の関係者の皆様。
本当にありがとうございました
最後のスタッフ全員で記念写真!みなさんお疲れ様でしたー。
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ー余談ー
あの会場ではこんな風にして8年、出番を待っていました。
仏様に守られた神々しい舞台へ。心地よい緊張感を感じる出番前の瞬間でした。
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# by nakai_otf | 2017-10-22 18:28
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