2018年 01月 30日 ( 1 )

あんとあん

28日大隈講堂でも「あんとあん」無事終わりました。
3年間、同じこの世界ハンセン病デーに母校である早稲田大学大隈講堂の舞台に立てたことをとても嬉しく思っています。
3回目にしてラストとなるこの大隈講堂での公演ですが、今年は表題の通り「あんとあん」。映画の「あん」と朗読劇の「あん」を同日に上演するという企画でした。
不思議ですよね。一冊の本が「活字」という枠から飛び出して「映画」になり、そして「朗読劇」になり、それぞれ違った表現で同じメッセージを伝えていく。
私は自分たちの朗読劇が終わってすぐに会場で映画を見ましたが、何度見ても同じメッセージなのに全く違う表現方法で伝える映像にいつも涙してしまいます。この作品はドリアンさんが長い構想期間を経て書き上げたものでしたが、出版社がどこも取り上げてくれなくてポプラ社の野村さんという編集者の方が本にすることを決定するまでは世に出るかどうかもわからない作品でした。
それが「本」という形にとどまることなく、いろいろな物に姿を変えて人々に伝わっていく・・・そのいったんを担えたことを誇りに思いそしてとても感謝しています。

朗読劇「あん」はまだまだ沢山の方に届けなければいけない作品だと思っています。そしてまだまだ進化していく作品とも思っています。これからも大切に読み継いで行きます。
今年も大隈講堂に、最高のお月さまが光りました。

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終演後、外にでると大学の正門も閉まり人の姿も少なくあたりは静まりかえっていました。
ふと空を見上げるときれいな本物のお月さま・・・・。
「おまえに見て欲しかったんだよ・・・だから光っていたんだよ」
さっき声にだして皆さんに伝えた一文が心をよぎりました。

ご来場くださった皆様 ありがとうございました。

by nakai_otf | 2018-01-30 09:58
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